当社で販売しているエンジンに関しましては2種類のテスト方法によって商品化されています。1つは現車時テストです、エンジンがかけられる状況の車両の際は車載時エンジンのコンディションを把握します。もう1つの方法は「ベンチテスト」での検査となります、こちらではその「ベンチテスト」のご説明を致します。

 

●クランク角信号の信号パターン検出やエンジンの機種を特定する機種選定手段などを備えた「電子制御式エンジン試験装置」●

使用する機材はこちらで本体の他に機械式の水温系と油圧系が取り付けて有ります、本体からは光センサーという物でクランクプーリーから回転を拾って負圧を取り気筒数に合わせて点火設定し点火タイミングとインジェクター調整を設定をしながらエンジンの始動後低回転及び高回転でのエンジン本体の異音・煙・油圧・負圧・オイル漏れ等ものによって異なりますが2時間〜5時間の確認を致します。メリットはどんな事故車やその辺に落っこちてる物?でもエンジン本体その物のコンディションの把握が出来ます、デメリットは実際車両に載せて始動する際負荷がかかった時の状況が100%確認出来ないのと上記内容によってのエンジン始動の為スロポジセンサーやノックセンサー他センサー類のコンディション確認が出来ません、ですので車両搭載時には既存のセンサー類をご使用の程お願いしています、また当社では極力着工に対しトラブルになりそうな配線類や補記類も外して有りますのでこのらも既存の車両の物をご使用して頂く事によってトラブル防止に繋がるものと思っています。

ベンチテスト

                        ベンチテストエンジンでよく有るトラブル
こちらでは商品を購入して頂き着工後実際「クレームとして連絡が有ったものですがエンジン本体には不具合が無かった」ものを一部ご紹介致します。

   お客様:載せてみたらエンジンが揺れて1発点火してない、調べてみたらダイレクトイグニッションコイルの不良だった。
   担当者:先の説明の通り通常は外すようにしていますが洗浄時等の水の混入を防ぐ為程度で付けてある物も有りますので始動時は必ず既存の物をご使用下さい。

   お客様:載せてみたら白煙が出る、3〜5時間程様子見の為エンジンをかけているが変化が無い為このエンジンは駄目なのでは?
   担当者:この問い合わせに関してが一番確認すべき事が多々有り、まずは「煙」とはオイル系なのか水系なのかとエンジンを載せ替える車両の原因(内容)確認です。
        元々「煙」を噴いていた車両であればエンジン載せ替えだけでは乗られられる状況によって2週間〜1ヶ月かかってしまう事があります、これはエアクリーナーや
        パイピングもしくは触媒やマフラーに故障時の水もしくはオイルが残ってる事によります、当方での例えばピストンリングの破損によってのオイル噴きの場合はブ
        ローバイからエアクリーナーボックスへのオイル混入→燃焼室→マフラーと吸排気共に残ってしまう場合も有りますので、お手数ですが関する部品の洗浄が必要
        になります。他に上記パーツ類の洗浄はしてあるのに「煙が」と言う場合も有ります、その1つの例として運送時及び降ろす際等何らかの事でシリンダーよりヘッド
        部が下になった際燃焼室にオイルの混入が有る場合が有ります、その際はプラグホールからエンジンコンディショナーやパーツクリーナー等併用して頂き一度煙り
        が止まる状態にして頂いてから再度確認して頂ければと思います、(かなりの割合でこのパターンが見受けられます)。
     
   お客様:エンジン本体及びセンサー類の不良は見受けられないのに力が無いし吹けあがらない。
   担当者:最近の日産のエンジンによくありますがフライホイール(ドライブプレート)の不具合からとなる場合があります、見た目では分からない程度の曲がり歪みや削れ錆
        等は原因となります、元々のエンジンの物が特に力が無かった等の商品でしたら商品取り付け前に要交換の上ご使用が望ましいです。


   お客様:エンジンは調子良いんだけど坂道でマフラーからオイル煙が出る。
   担当者:各メーカーで比例するのはオイルの量で起きえる事が多いです、当方は運送の際オイルは抜いて出荷していますが万が一少量
        残ってしまっている所に未確認のまま規定容量を注入してしまうとオイル噴きの原因となりますので確認の程お願い致します、また
        SUZUKIのエンジンは特にですが「PCVバルブ」(カムカバーのブローバイ取り付け部)の原因が多いようです、一見大した物には
        見えませんが不良の場合は圧をインテークに逃がすことが出来ず燃焼室へとなってしまいますのでオイル噴きの原因となります。

   
お客様:ラジエターに噴き返しが有るからオーバーヒートをしていないか?。
   
担当者:ほとんどがサーモスタット不良による事が多いです、どのタイミングで不良品になるか分からない部品ですので新品もしくは既存の物の使用をお願い致します。

   
お客様:V6及びV8エンジンで載せ替え後力が無く調べてみたら片バンクの燃調不良との診断が出るのだが?
   
担当者:O2センサーもベンチテストにてのコンディション確認が出来ません、既存の物をご使用下さい。ただ故障内容がオイルを噴いた車両の場合は既存の物も使用出
        来るか分かりかねます、現状はリビルト品の販売が有りますのでセンサー単体の点検に不備が有るようでしたらリビルト品もしくは新品の交換の程お願い致します
         、またO2センサーに不備が無かった際第二触媒等のキャニスター部の確認もお願い致します、オイルが噴いた車両の際は詰まっている事が多々有るようです。

   
お客様:バスバスとインテークに噴き返しが有ってエンジンがかからない?
   
担当者:タイミングベルトを交換された際のベルトのズレによって起きえるパターンです、当社では間違い無くかかっていた物を出荷していますので再度ベルトのタイミング
         の確認をお願い致します。


   と、一部だけでも上記のような事が有ります、先に交換して頂ければ問題無いのですが載せた後不具合が見受けられそれから診断及び確認等だけでも2〜3時間以上か
   かってしまう事も有りますのでトラブル防止の為問題の無かった既存の物を使われる事によってスムーズに事が進む場合もございます、また購入後の不具合等下記からも
   御相談承りますので御連絡下さい。(購入検討の際もどうぞ)→『エンジントラブルに関して』当社では「使えるであろう」エンジンは販売していません、何らかの原因が車両側
   に有る場合もございますので不具合が有った際は状況をお知らせ頂きながら原因追及して行きたいと思っています、その際は若干お時間を頂くようになりますがご了承の程
   宜しくお願い致します。 翔和オート 担当 峯尾


   

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